朝起き上がれない起立性調節障害とは?不登校の3割~4割は、起立性調節障害との報告も!実際の改善例と共に解説!

The following two tabs change content below.
作本 正次
西宮市のソフト整体院院長。 施術院では、ボキボキしないウトウト眠ってしまうほどの気持ちイイ~ソフト上部頚椎調整とソフト骨盤調整をメインに、どこに行っても治らなかった『首・肩こり、頭痛、自律神経失調症』に特化しています。 他にはない施術・考え方で、カイロプラクティック・身体の歪みだけでなく、栄養の事や健康的な考え方など『症状の改善はもちろん、1人でも多くの人を元氣にする事で、日本全体を元氣にしたい!!』と本氣で思い、日々施術と情報の発信を行っています!

先日、起立性調節障害の患者さんが来院されました。

その為、本当は昨日の記事で起立性調節障害について書こうと思っていたのですが、起立性調節障害は自律神経失調症の一種ですので、その前に自律神経失調症について詳しく書いておく必要がありました。

日本国民5%以上の600万人が悩む「自律神経失調症」・・・改善例と症状をプロが徹底解説!!

中央カイロプラクティック院西宮の作本です。

朝、起き上がる事が出来ない起立性調節障害とは?

起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)とは、自律神経失調症の一種です。日本の小学生の5%、中学生の約10%にみられ、特に思春期の女子に多いとされています。

また不登校になっている生徒の3~4割は起立性調節障害になっているとのデータもあります。(大阪医科大学調べ)

具体的な数字としては、全国の中学生・高校生の70万人は起立性調節障害と言われています。

起立性調節障害の症状とは?

身体的な症状としては朝起きられない・めまい・立ちくらみ が一番多くみられ、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など人によりさまざまな症状が現れる。 午前中に体調を狂わし、午後になると改善します。

精神的な症状としては疲労感・過換気症候群・不安障害などがみられる場合もあります。

起立性調節障害における補足

午前中に体調を狂わしとありますが、実際私が施術しました患者さんも当時高校一年生の女の子がいます。

初めて来院された時は、やはり体調不良が午前中には強く、午後3時くらいから改善する為、学校にはほぼ行けていない状態でした。

なぜ、朝起き上がれないのか?起立性調節障害の原因は??

このお話をするのには、自律神経についてお話をしなければなりませんので、必ず一度コチラの記事に目を通して下さいネ。日本国民5%以上の600万人が悩む「自律神経失調症」・・・改善例と症状をプロが徹底解説!!

自律神経には、身体を活動させる交感神経と落ち着かせる副交感神経とがあります。

朝、日が昇ると交感神経が優位になる為、身体は活動的になり、夜は反対に副交感神経が優位になる事で身体を休息させます。シーソーの原理ですね。

cf33f3c10ebf5a8a5b600a5098543d7a_s

しかし、起立性調節障害になると、このリズムがズレてしまい、朝に交感神経が上手く働かなくなります。お昼頃からようやく交感神経が働き始める為、朝起き上がれなかったり、午前中にだるさや立ちくらみといった症状が出ます。

なぜ、交感神経が働けないと起立性調節障害になってしまうのか?

交感神経がしっかりと働いているかどうか?を確認する方法があります。

それは「血圧」です!

こんな会話聞いた事ありません?

さっくん
朝、起きるん苦手やねんな~・・・
相方
自分、低血圧なんちゃう??

なんで、低血圧なら朝、起きれないんでしょうか?

寝た状態から身体を起こすと、重力の影響を受けて、血液は下半身に溜まります。

これを元に戻す時に働くのが、自律神経の交感神経による「血圧の調節の仕組み」です。

下半身の血管を収縮させたり、心臓から送り出す血液の量を増やしたりして、脳を始めとして身体全体に血液がまわるようにコントロールします。

しかし、起立性調節障害になると、交感神経が働けないわけですから、血圧の調整が上手く出来ません。

その為、脳の血液が不足してしまい、起き上がれなかったり、立ちくらみがします。

これが起立性調節障害になるメカニズムです!

起立性調節障害のチェック方法

自宅で行なうのは、なかなか難しいかもしれませんが、上記しましたように「血圧」が自律神経の状態を見るポイントになっています。

寝ている状態から起き上がると一旦血圧は下がります。(血液が下半身に行く為)

そこから脳に血液を送る為に血圧が上がって来るのですが、その回復するまでの時間が正常な場合平均17秒と言われています。

これが25秒以上かかってしまうと、起立性調節障害の可能性が高いと判断されます。

c1728fe538514d89637bfa927f4d39dd_s

起立性調節障害の改善にカイロプラクティックは有効か?

起立性調節障害は、自律神経の乱れが原因で起きています。

という事は、自律神経を正常に戻す事が出来れば、起立性調節障害の改善は見られるはずです。

カイロプラクティック・・・特に上部頚椎カイロプラクティックは、自律神経に対するアプローチを得意としています。

(上部頚椎カイロプラクティックについては、コチラをお読みください。)
プロフィール
うつ・自律神経・更年期の症状を脳幹から癒す!!

しかし、起立性調節障害をカイロプラクティックで施術するのに条件があります。

起立性調節障害の原因である自律神経は様々な影響を受けます。
ストレスだけじゃない!?イライラする原因とその解消方法! にもありますように、精神的な事、食事的な事、環境的な事も自律神経を乱す原因になってしまいます。

まずカイロプラクティックで施術を行なうにあたり、身体の問題から自律神経の乱れが来ているかどうかを確認しなければなりません。

その確認の方法は、身体の症状と自律神経の症状との時間系列です。

自律神経の問題やうつなど心の問題を「首コリ」から改善に導く、脳神経外科医の松井孝嘉先生も「身体に症状が出た後に自律神経症状やうつ症状が出た場合は、身体からのケアが有効で、反対に自律神経症状やうつ症状だけがあり、身体の症状がない場合には、精神的なケアが必要である。」とおっしゃっています。

当院に来院された起立性調節障害の実際の例

先日来院された方の症状は、朝起きれない・体温調節が出来ず汗をかいているのに寒がったりする・立ちくらみ・頭痛・お腹のモヤモヤした感じ・上半身を取り換えたいぐらい重たいなどの症状がありました。

そこで一緒に時間経過を追ってみました。

・朝起きれない・・・去年から。

・体温調節が出来ない・・・去年から。

・立ちくらみ・・・2年前。

・頭痛・・・???(覚えていない)

・お腹のモヤモヤした感じ・・・2週間前。

・上半身が重たい・・・2~3年前。

本人も気付いていなかったのですが、こうして整理してみると「上半身が重たい」という症状が一番最初に出ている可能性が高いのがわかります。

これは身体的な症状になりますので、施術を受け入れました。

案の定、本人もビックリするぐらい身体が歪んでいました。施術後、歪みは改善されていたので、良い結果は出ると思いますが、次回来院されてどう変わっているか?ですね。

起立性調節障害と診断された方の実際の改善例

今から3年前、当時高校1年生だった女の子です。(上記で登場した方です。)

彼女の症状は、イライラ感・集中力低下・不眠・全身倦怠感・起床困難・耳鳴り・立ちくらみ・頭痛・肩こり・腹痛・腰痛などなど書くのが大変なぐらい多岐にわたって症状が出ていました。

初回来院

午後3時ぐらいにならないと起きる事ができず、ほとんど学校にも行けていない状態でした。

また朝・昼・夜と1日3回4種類の薬を飲んでいました。

2回目来院

全体で4~5割マシになっており、3時間ぐらい起きるのが早くなったとの事でした。

1回目の施術としては、かなり良かったと思います。ですが3時間早くなったとしても、まだお昼の12時頃ですからね(^-^;

3回目来院

この時には午前中に起きれるようになっており、来院当日には9時にお母さんが起こしに行かなくても、自ら起きてきたとの事。

これ以降は、時々眠りにくくなったり、立ちくらみが出たりと波があったりしますが、特に症状も出る事なく過ごす事が出来ています。

現在は短大生になり、こっちがまたぶり返さないか心配になるぐらい、毎日忙しく課題に追われているようです。

こないだも初めての選挙で投票に行ったらしく・・・

患者さん
いろいろ調べて行ったらさぁ、もう1枚紙渡されて・・・アレ何書いたら良いかわからへんかったから、5分ぐらいオドオドしてしまったわ(笑)

もうすっかり普通の生活を取り戻しています(^^)

朝起き上がれない、起立性調節障害は、ただのサボリではありません!

しかし、起立性調節障害の診断や治療に詳しい医師は、まだ多くはいないのが現状のようです。

その為、起立性調節障害と診断されず多くの病院をまわった方もいらっしゃいます。

特別病名も付かなかったり、特別熱が出たりするわけではないので、周りからは「仮病」や「ズル休み」、「サボリ」と思われてしまいます。

まだ思春期の子が、本当につらくてしんどいのに、原因もわからず悩んでいる時、周りからこう言われてしまうとどう考えるでしょうか?

タイトルにもありますように、起立性調節障害の中学生・高校生は、70万人。不登校の生徒の3~4割は、起立性調節障害だったという報告もあります。

このような朝起き上がれない、起立性調節障害に対して、カイロプラクティックでやれる事もあります。

是非、選択肢の1つとしてカイロプラクティックも入れてみて下さい。

起立性調節障害で悩む本人やご両親、また周りの方にこの記事が届く事を願います。

最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

中央カイロプラクティック院西宮

0798-23-7772
午前:9時半~12時半
午後:15時半~20時

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

作本 正次

西宮市のソフト整体院院長。 施術院では、ボキボキしないウトウト眠ってしまうほどの気持ちイイ~ソフト上部頚椎調整とソフト骨盤調整をメインに、どこに行っても治らなかった『首・肩こり、頭痛、自律神経失調症』に特化しています。 他にはない施術・考え方で、カイロプラクティック・身体の歪みだけでなく、栄養の事や健康的な考え方など『症状の改善はもちろん、1人でも多くの人を元氣にする事で、日本全体を元氣にしたい!!』と本氣で思い、日々施術と情報の発信を行っています!