今日の脳トレです。
ずーっと車に乗っているのは、ナニ人でしょう??
答えは次回の記事で発表します!
『自律神経失調症専門整体』中央カイロプラクティック院西宮の作本です。
前回の記事で低血糖タイプの人が食事でうつを改善させるのに、気を付けるべき4つのポイントについて書きました。
今日は鉄分不足から起こる「うつ」症状についての説明とそれを改善させる為に食事のポイントをお伝えしていこうと思います。
もくじ
なぜ、鉄分が不足すると「うつ」症状が出て来るの??
鉄分が不足すると、真っ先に浮かぶことは「貧血」ではないでしょうか?
しかし、鉄分は脳の神経伝達物質の合成にも深く関わっているのです。
つまり鉄分が不足すると脳の神経を伝える為の物質が作られにくいって事ですね!
鉄分不足になり、脳の神経を伝える為の物質が作られなくなることで、様々な精神症状が出て来ます。
例えば、ちょっとした事でクヨクヨと思い悩んでしまう・憂鬱な気分が長く続く・睡眠のリズムが乱れ、寝起きが悪かったり、夜中に何度も目が覚めてしまうという事も起きてきます(´Д`)
これって「うつ」って診断される症状ですよね?
鉄分が不足してる人が「うつ」と診断されているケースがしばしばあるようです。
このような事から「うつ」と診断されている方は、食事を改善させるだけで、「うつ」症状も改善出来ますね(^^♪
鉄分不足で「うつ」症状が出てる人は肉を食べて改善??
鉄分は酸素を運ぶ役割がありますので、鉄分が不足すると、自ずと酸素不足にもなってしまいます。
その結果、筋肉や脳に酸素が十分に届けられず、疲れやすくなったり、力が入りにくい、めまい・立ちくらみといった症状も出て来ます。
また美容面で言うと、シミができやすくなるのも鉄分不足のサインのようです。
現代人は皆、鉄分不足??
「昔に比べて今の野菜は栄養素が少なくなっている」こんな話聞いたことないでしょうか?
具体的な話をしますと、ニンジン1本に含まれている鉄分は1950年の時の調査と2010年の調査とでは、なんと10分の1にまで減っているとの結果が出ました!
つまり、1950年の時の鉄分を摂ろうと思うと、今では10本も食べなければいけません!!
特に生理出血のある女性は、1ヶ月に30mgもの鉄分が生理によって失われてしまいます。
それに対して、1日の鉄分の平均摂取量は、1mg強ですから、計算では生理出血だけで鉄分を全て使い果たしてしまっています。
またダイエットやメタボ対策という事で、女性だけでなく男性も間違った食事制限を行なっています。
その1つが「お肉を控える」という事です。
鉄分を摂取するには、レバーや赤身のお肉を食べるのがベストです!
なぜ、鉄分不足の「うつ」症状を食事で改善させるには、「お肉」を食べなければいけないのか??
あなたは鉄分を多く含む食材を言えば、何を思い浮かべますか?
私の場合は何といっても・・・
ほうれん草!!
です。
他にも小松菜・ヒジキ・大豆・切り干し大根などにも鉄分は多く含まれます。
ただ、残念ながら今挙げた食材・・・確かに鉄分は豊富なのですが、十分に身体に吸収されていくのか?と言われれば、残念ながらそうではありません。
ですので、食事から「うつ」症状を改善させる為に、これらの食材を選んでいると、とんでもない量を食べなければなりません(>_<)
鉄分はそもそも、「身体に吸収されにくい」という特性を持っています。
鉄分不足の「うつ」症状を食事で改善させるのに、「お肉」を薦める理由!!
あなたは鉄分には2種類あるのをご存知ですか??
鉄分には「非ヘム鉄」と「ヘム鉄」とがあります。
「非ヘム鉄」は、上記しました植物性の食品(ほうれん草・ヒジキなど)に含まれており、「ヘム鉄」は、動物性の鉄分の事です。
「ヘム鉄」が多く含まれている食材は、赤身のお肉・牛、豚、鶏のレバー・ウナギ・アサリ・シジミなどに多く含まれており、鉄分の吸収率が良いのは圧倒的にヘム鉄なのです!!
ヘム鉄と非ヘム鉄とを比べてみると、ヘム鉄は非ヘム鉄の5~10倍も吸収率が良いんです(≧▽≦)
鉄分不足の「うつ」症状を食事で改善させるのに、植物性鉄分ではダメな理由!
植物性の鉄分である「非ヘム鉄」は、吸収率の他にも問題があります。
それは「非ヘム鉄」の吸収を妨げてしまうものが多い!!という事です。
「非ヘム鉄」の吸収を妨げてしまうもの(T_T)
お茶やコーヒーに含まれている「タンニン」、玄米や野菜・イモ類に含まれる「食物繊維」・・・
これらを一緒に摂ってしまうと、さらに鉄分の吸収がダウンしてしまい、せっかく食事でうつ症状を改善させようとしているのに、一向に効果が見られなくなってしまいます(-_-;)
ちなみにプルーンも鉄分が豊富だと言われていますが、プルーンには、ペクチンという食物繊維が含まれている為、やはり多くの鉄分は吸収される事なく、体外で出て行ってしまいます。
鉄分不足から来る「うつ」症状を食事から改善させには、「お肉」をしっかり食べなければいけない!?まとめ
もし、非ヘム鉄で鉄分の摂取を行なうなら、タンパク質やビタミンCといった吸収を促進さしてくれる栄養素と一緒に摂る必要があります。
また食物繊維の多い食材とは一緒に摂らない、食後のお茶やコーヒーはお水に変えるなどの工夫が必要になってきます。
それを考えると、吸収率が良く、また阻害されにくい「ヘム鉄」で鉄分を摂取するのがベストだと思われます。
鉄分不足から「うつ」症状が出ている人が、食事で改善させていくのなら、レバーや赤身のお肉、魚介類など動物性の食材を選ばれる事をオススメします!
うつ・自律神経失調症・更年期障害でお悩みの方は是非コチラの記事も参考にして下さい。⇓⇓
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ちなみに・・・前回の脳トレの答え!!
ある・・・沖(おき)、黒(くろ)、尻(しり)、音(おと)、レール
なし・・・岸(きし)、白(しろ)、腹(はら)、声(こえ)、トロッコ
ある方の前に「もの」が付きます(^^)
ものおき(物置)・ものくろ(モノクロ)・ものしり(物知り)・ものおと(物音)・ものレール(モノレール)
次回は亜鉛不足から来る「うつ」症状についての説明と食事からの改善方法をお伝えしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m